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インプラントができない人は?原因と対処法を解説

インプラント治療を検討していても、持病や年齢、顎の骨の状態によって「自分は治療を受けられるのだろうか」と不安に感じる方は少なくありません。実際には、すぐに治療が難しいケースはありますが、状態を整えることで可能になる場合や、別の治療法を選べる場合もあります。

インプラント治療ができないケースとは?絶対禁忌と相対禁忌の違い

インプラント治療は、顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を取り付ける治療です。そのため、手術に耐えられる全身状態であること、顎の骨や歯ぐきの状態が安定していることが大切です。日本口腔インプラント学会では「口腔インプラント治療指針2024」が公表されており、治療前の診査・診断やメンテナンスの重要性が紹介されています。

参照元:日本口腔インプラント学会(https://www.shika-implant.org/publication/guide/)

絶対禁忌と相対禁忌

「絶対禁忌」とは、治療による危険性が高く、原則としてインプラント治療を避けるべき状態を指します。一方で「相対禁忌」は、現時点では難しくても、病気のコントロールや口腔内の治療を行うことで検討できる可能性がある状態です。自己判断で諦めるのではなく、歯科医師と主治医が連携して判断することが重要です。

インプラント治療ができない人・難しい人

全身疾患がある場合、手術時の出血や感染、治癒の遅れなどに注意が必要です。持病があるから必ずインプラントができないわけではありませんが、病状が安定しているか、服用薬の影響がないかを確認したうえで判断します。

糖尿病のコントロールが不十分な人

糖尿病は、血糖値のコントロールが不十分な場合に傷の治りが遅くなったり、感染リスクが高まったりすることがあります。また、厚生労働省は歯周病と糖尿病などの全身疾患との関連を示しており、歯科治療では全身状態の確認が欠かせません。

血糖値が安定していれば治療を検討できる場合もあるため、まずは内科の主治医と連携し、現在の状態を確認することが大切です。

骨粗鬆症の治療薬を使用している人

骨粗鬆症そのものだけでなく、使用している薬の種類によっては、抜歯や外科処置後の骨の治癒に注意が必要です。特に骨の代謝に関わる薬を使用している場合は、自己判断で服薬を中止せず、主治医と歯科医師の情報共有が必要です。薬の種類、投与期間、全身状態を確認したうえで、治療の可否や時期を検討します。

高血圧・心疾患などがある人

高血圧や心疾患がある方は、手術中の血圧変動や服用薬の影響を考える必要があります。状態が安定していれば治療できることもありますが、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞の既往がある場合や、抗血栓薬を服用している場合は、医科との連携が欠かせません。安全を優先し、必要に応じて治療時期を調整します。

インプラント治療ができない人・難しい人

インプラントは顎の骨に固定する治療のため、口腔内の状態も大きく関係します。骨や歯ぐきに問題がある場合、先に治療を行ってからインプラントを検討することがあります。

顎の骨の量・厚みが不足している人

歯を失ってから時間が経つと、顎の骨がやせてしまうことがあります。骨の高さや厚みが不足していると、インプラントを安定して埋め込むことが難しくなります。ただし、骨造成やサイナスリフトなどの処置により、治療の可能性が広がる場合もあります。CT検査で骨の状態を確認し、無理のない治療計画を立てることが大切です。

重度の歯周病がある人

歯周病が進行している状態でインプラントを入れると、治療後にインプラント周囲炎を起こすリスクがあります。厚生労働省は、歯周病を歯肉や歯槽骨などの歯周組織に起こる疾患として説明しており、進行すると歯を支える骨にも影響します。

そのため、まずは歯周病治療を行い、歯ぐきの炎症や清掃状態を改善してから検討します。

インプラント治療ができない人・難しい人

年齢や生活習慣も、インプラント治療の可否に関わります。特に成長途中の方、妊娠中の方、喫煙習慣がある方は、治療時期やリスクを慎重に判断します。

未成年・顎の成長が終わっていない人

未成年の方は、顎の骨がまだ成長している可能性があります。成長途中でインプラントを入れると、周囲の歯や骨の変化に合わなくなるおそれがあります。そのため、一般的には顎の成長が落ち着いてから検討します。歯を失った部分には、成長が終わるまで仮の義歯などで対応することがあります。

妊娠中の人

妊娠中は、体調の変化や投薬、レントゲン撮影、外科処置への配慮が必要です。緊急性が低いインプラント治療は、出産後に体調が安定してから行うのが一般的です。妊娠中に歯の欠損で困っている場合は、無理に手術を進めるのではなく、仮歯や入れ歯など負担の少ない方法を検討します。

喫煙している人

喫煙は歯ぐきの血流を悪くし、歯周病の悪化や治療後の治りに影響します。厚生労働省のe-ヘルスネットでも、喫煙者は非喫煙者に比べて歯周病にかかりやすく、治療効果が低くなりやすいこと、禁煙により歯周病リスクの低下や治療効果の向上が期待できることが示されています。

インプラントを長く使うためにも、治療前から禁煙に取り組むことが望ましいです。

インプラントができないと言われた場合の対処法・代替案

一度「インプラントは難しい」と言われても、すぐに選択肢がなくなるわけではありません。難しい理由によって、先に治療を行う、別の術式を検討する、ほかの補綴治療を選ぶなどの方法があります。

骨造成術を検討する

顎の骨が不足している場合は、骨造成術によってインプラントを支える土台を整えられることがあります。代表的な方法には、骨を補うGBR法、上顎の奥歯に用いられるサイナスリフトやソケットリフトなどがあります。ただし、すべての方に適応できるわけではなく、治療期間や費用、身体への負担も増えるため、CT検査をもとに慎重に判断します。

持病を管理してから再検討する

糖尿病や高血圧などの持病がある場合、治療が難しい理由は「病気があること」ではなく「現時点で状態が安定していないこと」である場合があります。主治医のもとで数値や症状を整え、服薬状況を確認したうえで、改めて歯科医院に相談すると治療の選択肢が変わることがあります。

セカンドオピニオンを受ける

歯科医院によって、設備や対応できる治療範囲は異なります。CT検査、骨造成、全身疾患への医科連携などに対応している医院では、別の見解が得られることもあります。ただし、無理にインプラントを勧める医院ではなく、できない理由や代替案まで説明してくれる医院を選ぶことが大切です。

入れ歯・ブリッジなどの代替治療を選ぶ

インプラントが適さない場合は、入れ歯やブリッジも選択肢になります。入れ歯は外科手術を避けられ、広い範囲の欠損にも対応しやすい方法です。ブリッジは固定式で違和感が少ない一方、両隣の歯を削る必要があります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、噛みやすさ、見た目、費用、周囲の歯への影響を比較して選びましょう。

まとめ

インプラントができない人には、全身疾患の状態が安定していない方、顎の骨が不足している方、重度の歯周病がある方、喫煙習慣がある方などが含まれます。ただし、多くは「今すぐ難しい」という意味であり、治療や生活習慣の改善によって検討できる場合もあります。断られた場合も、理由を確認し、骨造成、医科との連携、セカンドオピニオン、入れ歯やブリッジなどの代替案を比較することが大切です。

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休診日 日曜・祝日

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電話番号:083-264-0418

※2025年2月6日 下関市のインプラント歯科27院を調査し、実績を掲載していたクリニックの中で最多の2024年のインプラント実績数300本以上(2024年1月~12月末日) 参照元:よつば歯科クリニック公式HP(https://yotuba6480.com/defect/)